その5


 
13時53分、上松町へ到着。
2年ぶりの開催です。化粧なしの姿が見たかった。
 
小屋根の垂木は、小倉(H6)以来となる扇垂木。(小倉同様に柱芯上の桁から開いている。*下伯太<H15>も扇垂木)
 上松と小阪の組物の比較
 大下工務店の切妻新調地車では小阪より組み方を変えている。上松とでは横槌の形状が異なる。(流木はいかに)
 
大下さんの見送り連子は3段構造、もしくは腰組構造が主流でしたが、上松町は流行の大連子タイプになっている。
 
見送りの犬勾欄6面はすべて人物モノ
 
見送り連子が大連子タイプ地車、最近は水板の彫刻がより奥深くなってきています。
見送り虹梁は段差がついている
小屋根の梯子と小太鼓は左側。(南掃守では山下も左梯子、小太鼓は西之内と尾生が左小太鼓)
 
梃子掛けは溝が無いタイプ。(以下4枚は同工務店新調地車で溝が無いタイプ)
 
三ツ松町(H17) 2011/10/2   小阪(H23)  2011/10/1
 
八田南之町(H21) 2009/8/30    南曽根(H21) 2009/9/13

 
 鬼板の松葉菱の意匠は上松独自
14時5分、現地を後にしました。
 

modified 2013/7/5