小石 後旗 番外編

15時半、小石の地車が休憩中でした。一台休憩すると続々と休憩に入るので揃って休憩する光景が好きです。
地車へ近づくと、な、な、なんと幟の左右を入れ替えているではないか!
町名旗の裏面は当初、土曜朝の宮入時(パレード時も?)に披露する予定だったようですが、
ライフ前の盛り上がりに応え、この日この時間に披露することになった様です。
 幟も内側になっていた書体を外側に持ってくるべく入れ替えます。
 私にとってかなり嬉しいサービスタイムです。
最後に町名旗を裏返します。
シャクマの中にカラビナが付いているのかな。カチッと手間いらずで付け替えていました。
 準備万端、あとは出発を待つばかり
    
幟を見て、赤の下地、黒フチ・チチ、ちりばめられた社紋、御祭礼の書体も相まって、うまく表現出来ませんが
「武の戦国感」のような印象を受けました。

本祭時の御祭礼書体の使い分けが気になる所です。

 
 2010/8/29    2007/10/21
 現在、この御祭礼書体が使われているのが、角田・下野町・小石の3町
 
 2010/5/5    
 
 2010/9/17    
大西小路・旧市本町・八田寺町はそれぞれ問屋さんが異なるかと思いますが、共通する書体が使われています。
 
 2011/8/28  
旧市本町や八田寺町は祭礼時、幟の御祭礼書体の入れ替えを行っています。 
    古参級を含む好きな御祭礼書体トップ5は

1 下野町の書体

2、3 小石の両面に使われている書体

4 八田寺町の内側の書体(写真)

5 東羽衣に使われている書体


4、5番目の書体は昭和後期より見掛けるようになりました。
 2013/9/29    
 
 2009/9/22    
 貝塚王子は、書体違いの幟を常用と宮入用で2つ持っている
 
 2007/10/7   2012/10/6
貝塚王子・大西小路・旧市本町・八田寺町の4町はすべて幟の両面で書体が異なります。



私は新調された幟を見ると先ず御祭礼の書体を見て、荒川・北田・岩出さん系と千野屋さん系の二つに分類しています。
あとは、シャクマ特徴や旗の大きさ、吹きチリのデザインの特徴なども見て脳内で判断しています。

最近は、川島さんが増えてきて御祭礼の書体が毎回異なるので判断が難しくなりました。
三方正面や纏では仁科さんの作品をよく見るように思います


modified 2013/10/2